外壁塗装を考えはじめると、まず気になるのが「足場の費用が思ったより高い」という点ではないでしょうか。見積もりを見て、「塗装より足場代のほうが高いのでは?」と驚かれる方も少なくありません。特に、日常で足場を見る機会が少ない方にとっては、「そもそも足場って必要なの?」と疑問に感じることもあるでしょう。
この記事では、
なぜ足場が必要なのか
費用が高くなる理由
そしてその相場について
わかりやすく解説します。外壁塗装を安心して進められるよう、知っておきたいポイントを丁寧にお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。
⑴足場が必要な理由とは?安全性と作業効率の確保が第一
外壁塗装において足場は、「なくてもできそう」と思われがちですが、実はとても重要な役割を持っています。足場がなければ、職人さんが高い場所で安全に作業することができず、事故のリスクが高まってしまいます。
1. 高所作業の安全確保
一番の理由は作業する職人の安全のためです。外壁塗装は1階部分だけでなく、2階、3階といった高い場所まで塗る必要があります。脚立だけで済ませようとすると、非常に不安定で危険です。足場がしっかり組まれていれば、作業スペースが広く安定しているため、落下事故などのリスクを大きく減らすことができます。
また、安全に作業ができることで、塗装の品質にも影響が出ます。無理な体勢で急いで作業をすると、どうしてもムラや塗り残しが出やすくなりますが、足場があれば丁寧で均一な仕上がりが期待できます。
2. 作業の効率を上げるため
足場は安全だけでなく、作業をスムーズに進めるための役割も担っています。例えば、窓の養生(ビニールで覆って塗料が付かないようにする作業)や高い場所の壁の洗浄、塗料の塗り直しなど、細かい作業がたくさんあります。足場があることで、これらの作業を短時間で効率よく進めることができるのです。
3. 周囲への配慮(飛散防止ネットの設置)
外壁塗装では、塗料が風に乗って周囲に飛び散るリスクがあります。
これを防ぐために、足場に「飛散防止ネット」と呼ばれるシートを張るのが一般的です。このネットがあることで、近隣のお宅や車に塗料がかかるのを防ぎ、ご近所トラブルの予防にもなります。
このように、足場は外壁塗装を「安全・丁寧・スムーズ」に行うための土台となる存在なのです。
⑵足場費用の相場はどのくらい?計算方法と実際の金額感
外壁塗装に必要な足場の費用が高いと感じる方は多く、「いったい何にいくらかかっているの?」という疑問を持たれるのも当然です。ここでは、足場費用の相場や内訳、どのように計算されるのかについてわかりやすく解説します。
1. 足場費用は「㎡(平方メートル)単価」で決まる
1㎡あたりの単価 × 足場を組む面積
| 内容 | 説明 |
|---|---|
| 単価 | 約600〜1,000円/㎡ |
| 一般的な戸建て(約200㎡) | 約12〜20万円 |
※あくまで目安です 塗装内容によって大きく価格が変動します。
足場の費用は、主に「建物の外周の面積(延べ面積)に基づいて計算」されます。一般的に、足場1㎡あたり600円〜1,000円前後が相場となっています。
たとえば、2階建ての一般的な戸建て住宅で、足場の設置面積が約200㎡とすると、
200㎡ × 800円(平均単価) = 約16万円
これが基本的な足場代となります。
※ただし、これはあくまで目安で、家の構造や立地条件によって金額は変わってきます。
2. 足場費用に含まれるもの
足場代には、次のような項目が含まれているのが一般的です:
・資材費(鉄パイプや板などの材料費)
・運搬費(足場資材の搬入・搬出にかかる費用)
・組立費・解体費(職人さんによる設置と撤去の作業代)
・飛散防止ネット費用(塗料の飛び散りを防ぐネットの設置)
これらすべてが含まれて、最終的に1㎡あたりの単価として提示されるのです。
3. 条件によっては追加費用がかかることも
家の周りに十分なスペースがない、傾斜地に建っている、複雑な屋根の形状の家であるなど、設置に手間がかかる場合は追加費用が発生する場合もあります。このため、「うちの家は普通の作りだけど高かった」というケースも見られます。
足場費用は単なる「組み立て代」ではなく、安全・効率・周囲への配慮まで含めた重要なコストです。見積もりを見たときは、面積や単価、含まれている内容まで確認すると納得しやすくなります。
⑶足場費用を節約する方法はあるの?
「足場が大切なのは分かったけれど、できるだけ費用を抑えたい…」というのが正直な気持ちですよね。少しでも出費を減らしたいという思いは当然のことです。
ここでは、安全性や品質を損なわずに、足場費用を節約するための工夫やポイントをご紹介します。
1. 外壁塗装と屋根塗装を「同時」に行う
足場を使う工事は、外壁塗装だけでなく、屋根塗装や雨樋交換、太陽光パネルの撤去なども含まれます。これらを別々に行うと、そのたびに足場代が発生してしまいます。
たとえば、外壁塗装のあとに屋根塗装をする場合、また足場を組む必要があります。ですが、外壁と屋根を同時に塗装すれば、足場代は1回分で済むのです。
その結果、10万円〜20万円ほどの節約になることもあり、とても効率的です。工事の計画を立てる際には、こうしたタイミングを見逃さず、複数のメンテナンスをまとめて行うようにしましょう。
2. 複数社に見積もりを依頼して比較する
足場の費用は、業者ごとに設定が異なるため、1社だけで決めずに複数の業者から見積もりを取ることが大切です。
たとえば、A社では1㎡あたり1,000円だったのに、B社では同じ条件で800円だったということもよくあります。見積もりを比べてみることで、「相場より高い料金を提示されていないか」が分かりますし、相見積もりをしていることが業者側の適正価格の提示にもつながります。
最近では、インターネットから簡単に見積もりを依頼できるサービスも増えているので、忙しい方でも気軽に比較できます。
3. 「足場代無料」に注意!実は別の項目で回収されているかも
中には「足場代無料」とうたっている業者もありますが、その言葉だけで飛びつくのは危険です。なぜなら、無料と見せかけて他の工事費用に上乗せされていたり、材料の質や作業の手間を削られていたりすることもあるからです。
しっかりと見積書の内訳を確認し、総額で判断することが大切です。「安かろう、悪かろう」にならないように注意しましょう。
このように、工夫次第で足場費用を節約することは十分可能です。ですが、無理に削ろうとすると品質や安全性に関わる恐れもあります。信頼できる業者を選び、必要な工事はまとめて行うことが、賢い節約のコツといえます。
⑷足場の種類と特徴を知っておこう
外壁塗装に使われる「足場」といっても、実はいくつかの種類があるのをご存じでしょうか?それぞれに特徴があり、安全性や作業のしやすさ、費用にも関係してきます。ここでは、主に住宅の外壁塗装で使われる足場の種類と、それぞれの特徴についてご紹介します。
| 足場の種類 | 特徴 | 安全性 | 価格帯 | 向いている家 |
|---|---|---|---|---|
| ① くさび式足場(ビケ足場) | 最も普及。作業スペースが広い | ◎ | 中 | 一般的な戸建て |
| ② 単管足場 | 安価だが作業スペースが狭い | △ | 低 | 狭い場所向き(塗装には不向き) |
| ③ 枠組足場 | 大規模向け。頑丈 | ◎ | 高 | 3階建て・ビル |
1. 「くさび式足場」がもっとも一般的
現在、戸建て住宅の外壁塗装で最も多く使われているのが「くさび式足場(ビケ足場)」です。鉄製の部材をハンマーで打ち込んで固定する構造で、組立や解体が比較的早く、安定感もあるのが特徴です。
費用面では、1㎡あたり700円〜900円が相場とされ、標準的な価格帯となっています。
※あくまで目安です 塗装内容によって大きく価格が変動します。
2. 「単管足場」は安価だが要注意
単管足場は、鉄パイプを交差させて組み立てるシンプルな足場です。比較的安価で、狭い場所や短期間の工事に使われることが多いです。
3. 「枠組足場」は大規模工事向け
マンションやビルなど、高層建築の外壁塗装で使われるのが「枠組足場」です。大きな枠を組み上げる構造で、耐久性があり、作業性にも優れていますが、設置にスペースと時間がかかるため、戸建てにはあまり使われません。
⑸信頼できる業者を選ぶポイントとは?足場費用で失敗しないために
外壁塗装で失敗しないためには、「どの業者に依頼するか」がとても大切です。とくに足場費用は、業者によって価格やサービス内容に差が出やすいため、見極める目が必要です。ここでは、わかりやすく実践できる、信頼できる塗装業者を選ぶためのポイントをお伝えします。
1. 見積もり内容が「明確」かどうかをチェック
まず注目したいのが、見積書の記載内容です。優良業者は、足場の面積、単価、総額をはっきりと明示しています。
反対に、「一式」や「セット料金」としか書かれていない場合は注意が必要です。なぜなら、詳細がわからないことで、後から追加費用を請求される可能性があるからです。
また、飛散防止ネットや組立・解体費など、どこまでが足場費用に含まれているかも確認しましょう。
2. 現地調査を丁寧に行ってくれるか
見積もりの前に、しっかりと現地調査を行ってくれるかどうかも、業者を見極める大きなポイントです。現地調査では、家の構造や周囲の状況を確認し、足場をどう組むか、どれくらいのスペースが必要かを判断します。
この調査を丁寧に行わない業者は、実際の工事でトラブルが起きることもあるため注意が必要です。調査時間が極端に短い、質問に答えてくれない業者は避けましょう。
3. 保険や安全対策が整っているか
足場作業は高所での作業になるため、万が一の事故に備えて保険への加入や安全対策の有無も確認しておきましょう。信頼できる業者であれば、労災保険や損害保険に加入しており、万が一に備えた説明もきちんとしてくれます。
逆に、こうした説明を曖昧にしたり、質問にきちんと答えてくれない場合は、安全面での配慮が不十分である可能性があります。
4. 実績や口コミを参考にする
インターネットや近隣の評判も、業者選びの大きな参考になります。最近では、Googleのクチコミや専門サイトで業者の評価を確認できる時代です。特に「対応が丁寧だった」「見積もりがわかりやすかった」「足場もしっかりしていて安心できた」などの声が多い業者は、信頼度が高いと言えるでしょう。
信頼できる業者を選ぶことが、足場費用で損をしないための一番の近道です。金額の安さだけでなく、内容の明確さや安全性の配慮まで、しっかり確認して選びましょう。
✔ まとめ|足場費用は「家を守るための安心代」
外壁塗装でかかる足場費用は、高額に感じるかもしれません。しかし、足場は 安全な作業・高品質な仕上がり・作業効率・近隣への配慮 を支える欠かせない設備です。これがあるからこそ、職人が丁寧に作業でき、家の寿命をしっかり延ばすことができます。
また、外壁と屋根を同時に施工する・複数社で見積もりを比較するなど、賢く節約する方法 もあります。ただし、「足場代無料」などの言葉に惑わされず、見積もりの内訳を確認することが大切です。
そして何より重要なのは、信頼できる業者を選ぶこと。丁寧な調査と説明をしてくれる業者であれば、足場費用も含めて納得したうえで工事を進められます。
足場費用は、単なる出費ではなく、
家を長持ちさせるための“土台”となる投資 です。
正しい知識を持ち、安心して外壁塗装を進めていきましょう。
現地調査で劣化箇所をしっかり診断し、最適な解決策をご提案します。
岡山市,赤磐市,瀬戸内市,玉野市,倉敷市,備前市,和気郡など幅広いエリアで外壁塗装や防水工事を行っています。
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